2011年11月2日水曜日

わたしはだれ

はじめは旅で来た宮古島


旅の私は軽薄だ

いろんな人物をころころ演じてみたり、

その一方で素の自分になりきる。

だって私を知っているひとなんてひとりもいないんだもんね

何を思われたってかまわない。

ずいぶんと野蛮になってみたり

いろんなものにうっとり、手当たり次第 

ところかまわず

恋をする


旅の私はうすらぼんやり

海を、植物を、人を、虫を、眺めては

あっけにとられて

それから ふと我に返る

はじめは旅で来た宮古島


暮らしはじめて、友達もできたし、仕事もしてるけど、

やっぱり、旅のように気楽なのです。

毎日出会うあたらしいひと。

いつまでたっても抜けないここはどこ?の気分。

毎日の宴。


昨日をわすれて今日を生きる。

夏は暑すぎてぼーっとしてすぐ過ぎてしまって、

涼しくなってくるとやっと我に返って

この冬はどんなふうに過ごそうかな?とか、

ちょっとだけ考えたりするのだけど、


この場所で、まだまだ旅はつづくのです。