2011年11月28日月曜日

一足お先に 島のクリスマスカラー


思いがけなく また島の旬を頂いた

おじさんが 仕事が終わってから毎夕 

ひとつひとつ収穫して

丁寧に作ったドライローゼル

真紅

そう クリスマスカラー




いつも思う

いつもいつも 私はみんなに頂いてばっかりで

その分 ちゃんとお返しできているのかって。。。

カタチは違っても キモチではちゃんとお返ししたい

島で出会った人へ

この島へ


 

2011年11月26日土曜日

宮古島de素潜り志隊

去る10月、115mの記録を持つフリーダイバーの篠宮龍三氏に宮古島でスクールを開催していただいた。
その後、フリーダイビングサークル「宮古島de素潜り志隊」を結成。
毎月、旧暦の1日(ほぼ新月)と15日(ほぼ満月)に練習会を始めた。
昨日は、その旧暦の1日でちょうど新月と重なった。
快晴!
水は思ったほど冷たくなかった。
やっぱり海の中は、やさしくて心地よかった。
次の練習会は、来月12月10日。
「宮古島de素潜り志隊」の隊員募集中~。

2011年11月24日木曜日

本日の島野菜・フルーツのヴィーガンマフィン

今年の7月下旬にオープンした宮古島公設市場。
その中の一店舗「市場の駅」で、商品開発担当で島野菜・フルーツのヴィーガンマフィンを創っている。
本日のヴィーガンマフィン、6種類。
紅芋シナモン
黒糖新ショウガクランブル
島レモンと黒小豆
旬のローゼル
島かぼちゃの塩味
ミニミニピーマンとトマトの塩味
こだわりは・・・
旬の島野菜やフルーツ、県産きびさとう、宮古島の塩、国産小麦粉を使う。
乳製品や卵等の動物性食品不使用

宮古島にお越しの際には、ぜひ公設市場にお立ち寄りください!

2011年11月23日水曜日

ほっ・・・・

急な用事で佐賀の実家に数日行ってきた。
那覇から宮古島へと戻る飛行機から、さんご礁が見えた。
ほっ・・
宮古島に住み始めて、13年目に入った。
たまにどう言っていいのか迷う、かえるって言葉を。
「佐賀に帰る?宮古島に還る?」かな・・・

2011年11月20日日曜日

島づくりフォーラム

 11月20日
  「アイ ラブ 伊良部!」
元気な島づくりフォーラム
が開催された


来間島「楽園の果実」の砂川智子氏の講演
「伊良部には資源がねむっている
だまっていたら ただの田舎の島
真剣に守るべきものは守って
よくしていく
島の人が
自分の人生として
基盤をつくっていく事」

中高生の意見発表
「将来、下地島空港がアジアの拠点民間空港になって
そこで整備士として働いて、島で暮らしていきたい」

「今の支えあい助けあいしている部落の人間関係は変わってほしくない
変わってほしいのはゴミの投げ捨て」

「サシバの数は今年最低だった
土地改良で森林が少なくなっているのも一因
大橋開通後
地元スーパーがすたれていく事
ゴミが増えて観光がすたれていく事が
心配」

シンポジウム
5人の内の一人のパネリストとして参加した
「自然・文化財の探訪保全活動
ハーブの栽培加工
自然体験プログラム」
について語った

打ち上げも大変盛りあがった
伊良部支所長・伊良部地域づくり協議会長がいい!
移住して14年
はじめの7年は準備期間だった
軍事化反対町議会決議を境に次のステージがきた
伊良部探検隊
伊良部島ハーブベラ畑
発足
7年がたった

伊良部架橋開通まで後2年半
オール伊良部で島づくり
今日がそのスタートと皆で確認した

明日午後
伊良部探検隊・伊良部小放課後子ども教室合同
皆に参加を呼びかけた

2011年11月19日土曜日

潮吹き岩

琉球石灰岩は水に溶けやすく
波が横穴を掘り
雨が竪穴を掘り
それがつながると
竪穴の上から潮の呼吸が見下ろす事ができる
そうした場は確かにある
伊良部の北
白鳥の高い断崖にある潮吹き岩は
潮が20mも吹き上がる
潮吹き岩だ


伊良部村の時代
おそらく
1980年前後
村議会決議をあげ
潮の塩害を理由にコンクリートで穴を埋めてしまった
2回まで潮が吹き返し
その残骸が横にも転がっているが
3回目の鉄筋とコンクリートによって
塞がっている
周りに畑はない
自然に必要以上に手を加えてはいけない
潮の息吹が見たい
見上げたい!




2011年11月18日金曜日

きれいなとぐちのはま

11月18日
悠が宮古島市に表彰された
島作り作文・絵画コンクール
まちづくり賞

副市長は
「すばらしい島の自然を残すことは次の世代の人材育成につながる。
みなさんの表現した島づくりを大人も参考にして取り組みたい。」
と語った

大切な事は
受賞よりも、その表現である


「きれいなとぐちのはま

とぐちのはまは、ぼくのおうちからあるいて5分です。
学校から歩くと30分です。
長さ500mのバナナのようなとてもきれいな白いすなのはまです。

空を見てうかぶと、とてもきもちいいです。
まるでちきゅうにうかんでいるみたいです。
ボディボードでなみにのると、きもちいいです。
おかあさんとおよぎました。
りくとくんと海の中でかめんライダーごっこをしました。
ひららをおそうてきをやっつけたのです。

とぐちのはまには、ときどきゴミがたまります。
ほうかご子どもきょうしつで朝6時からみんなでゴミをひろって、
はまぜんぶがきれいになりました。
しばらくしてからあそびに行くと、
またゴミがたまっていました。
おとうさんと、りくとくんと、三人でごみをひろいました。

3Dのどうがを見る会で
『人間がすてたゴミが海がめののどにつまってしんでしまう』
という話を聞きました。

とぐちのはまは、
もっと大じにしていきたいです。」




2011年11月17日木曜日

不当判決

支援してきた
かぼちゃ裁判
9月21日 一審判決
和解協議で原告会社が92万円の請求額を10万円まで下げたのに
農家をだます商法を認めたのに
判決は
原告の請求を全額認めた
この理不尽!
原告の不当な値下げは、約束した買取条件と実際の買い取り価格の証拠を見比べれば明白
原告の買い取り拒否の理由の不ぞろい納品には一切の証拠はない
そこを見過ごし
だまして書かせた支払い念書のみを有効とする
あー水戸の黄門様がいたらなー
控訴状を出しているが
見抜いてくれる弁護士がいない
農家は
司法に期待したのに
と言う
農家が一昨日見せてくれた今年のかぼちゃ畑
本当によく働き育てている
不当な利益を求めてだます業者
裁かない司法
情けない!

2011年11月16日水曜日

ローゼル初収穫

11月16日ローゼル初収穫
恵みの日
花は半日でしぼみ落花
小さい蕾(ツボミ)が3週間で厚みをもって大きくなる
大きい実(ホウとガク)からハサミで採る

2~3時間でバケツ4杯・箱ひとつ分
尻を切り込むのがコツ
水で洗う
種取はその日のうちに!
尻が切ってあると縦に切り込みを入れるだけで種が抜ける
一箱の量だと一人で3~5時間
この時間を計算して採らないと徹夜になる
一殻の種に3×10=30粒の本物の種が入っている
とっておいて
黴(かび)ないように日陰干しする
殻が茶色くからからになる頃本物の種は黒茶色になる
煎って挽いてカップにいれて熱湯を注ぐと
やがて柔らかい香りがして
ノンカフェインのローゼルコーヒーが楽しめる

二つの実を熱湯で3分炊くと一杯のルビー色のクエン酸たっぷりのティー
好みで甘みを
ティーで泡盛をわるのもいい
実は傷みやすいので縦に5ひらにちぎって
冷凍かドライに!
ドライを泡盛に漬けてもうまい

ローゼルはケナフの仲間で
茎からは良質の繊維がとれる
漉(す)いてはがき大の紙は随分試作した
糸も布もできるはずである
誰か志を持った人でないと
糸まではできない
誰か?

今年は丁寧にローゼルのすべてを活かしたい!
前日の大久保さんの感想に
「ていねいで」
とあったが
人間
そう言われると
そうなるものである

みなさん
ローゼルを愛でましょう

2011年11月15日火曜日

お~くぼ食堂来島!

13日の満月音楽祭で知り合ったご夫婦が
15日伊良部に来られた
自然探訪とハーブランチ
話していたら
山梨明野でお~くぼ食堂をこの10月丸10年やり終え宮古島に移住の予定とか
食堂の話はえらくえらく面白かった

本日お出ししたハーブランチ


感想がこれまた面白かった
「しんじられないような本当のホントをこっそりみせて頂いてなんだかすっきりしています。
長ぐつ必須!!ですね〇
ハーブ料理もハーブの畑もジュリー☆も
もうちょっと頭がくるいそうですよ。
うれしく、おいしく、ていねいで、
どこにもない感じがとてもよかったです。
車でのおしゃべりもとっても〇
宮古島の第一歩!!
ありがとうございました。」

なるほどという素敵な食堂!
宮古島にようこそ!
予定は未定とか。

本日のランチのことは
ハーブ日和、染め日和・・・で!


2011年11月14日月曜日

満開満月満潮


今ローゼルが満開だ
例年は立ち枯れ率3割7割の収穫
昨年は10月末の台風14号で3割の収穫
今年は恵まれ立ち枯れほぼなく98%の出来だ
ありがたい


2011・11・11の満月だ
この日から1000年の新たな調和の時代
客人を迎えた


13日の夜は本島の満月音楽祭 アフリカと宮古にかかる虹 に出店した
みどりと心をこめてハーブサモサを200個作った
おいしい!と言っていただけた

アフリカケニアからの太鼓奏者ソロ・ケイタはエネルギーに満ちていた
それと同レベルで息を合わせる日本の奏者・踊り手もすごいと思った
インターナショナルだわー
時折の雨も恵みとして踊る若者!
最後の最後で私も踊れ
満潮を共にできた
この後家族でささやかな祝杯をあげ車中泊!

新たな調和の時代だ!




2011年11月11日金曜日

Live



昨夜CINEMA dub MONKSのライブに行ってきました。

車のライトも話し声もゴトッという物音でさえも
同調してしまう空気感

ライブの時間以上に長い旅
彼らの音楽は色んなところに連れて行ってくれます。

皆様も機会があれば是非!


観光で宮古にいらっしゃってる方は
情報を得にくいかもしれませんが
宮古島では小さなライブがたくさんあります。

有名無名問わず素晴らしいライブがたくさんあります。

ちょっとアンテナをはって
ローカルなイベントを楽しむ宮古の過ごし方も
面白いと思いますよ。



feu wax Taisuque




2011年11月7日月曜日

Wedding Party @ Breathe





昨夜の友人の結婚パーティー
アットホームな雰囲気

お二人の人柄の良さが溢れ出てる
素敵なパーティーでした。


宮古島で結婚式をしたら気持ちいいだろうなぁ
皆様も是非!





いつまでもお幸せに




feu wax Taisuque






2011年11月4日金曜日

いきましょうね

今週の私の身の回りは、

イベントもりだくさんです。


昨日は、タテタカコさんのライブがありました。

タテさんの透明な歌声がひとつのかたまりとなって、

空間を包みふるわせた、素敵な時間でした。

来てくださった方、どうもありがとうございました。


今日は待ちに待ったスケッチ・オブ・ミヤークの上映会があります。

全国上映に先駆けて、映画の舞台であるこの宮古島で、上映するというわけです。

なんと、700人もの人が中央公民館に観に来るようです。

伊良部島からも、100人あまりの人が来るみたい。

いったいどうなっちゃうのかな。


・・・

さてと。

一粒万倍島ブログ、今日で私の番はおわりで

次はfew waxさんかな。

数日間、どうもありがとうございました。


いきましょうね〜。


これは宮古も沖縄本島も同じなんだけど、

沖縄のわかれぎわのことばがすき。

あとでね〜

いこうね〜 いきましょうね〜

とか言って皆去って行く。

最初はえ?なにか約束したっけ??とか、

え??私も一緒に来いってことかなぁ??

とか思った。


実はこれは沖縄独特の言い回しで、

単純にじゃあね、バイバイ!ということなのです。


なんとなく、

やんわりと相手を自分の世界にまきこんで去って行く。

やさしいね。

2011年11月3日木曜日

旅でみつけた



けれどもね。

ちいさな島に住んでいると、やはりたまに別の所へ旅をしたくなる。

これは去年の冬、タイはチェンマイのマーケットで出会った、

野菜を売るとあるオバチャンの手元。


うまく言えないけど、みつけた瞬間、

こんなかんじが好き〜!!!と思った。


チョコマカと、その日収穫した野菜たちが、ていねいにバナナの葉っぱで束ねられて、売っている。

下にもバナナの葉っぱを敷いて。

長いインゲン豆、小さいゴーヤ、よくわからない豆、きのこ、ウリズン豆、よくわからない葉っぱ。

どの野菜を見てもみずみずしくて、マメマメしく、イキイキと、店先に並んでいる。


・・・

突然ですが。

身の回りのひとやモノとのかかわりかた。


うまく言えないけれど、こんなふうにかかわりたい。

伝わるかな??


私と私のすみか、

私と私の家の庭、

私と私の友人、

私と私のおとなりさん、

私とブックカフェ ブレス、

私と宮古島、

私と・・・


すべてが私の身体の一部であるように感じられる世界。

すべてがマメマメとして、瑞々しい。

なかなかむずかしいかもな。

マメマメ???!?


2011年11月2日水曜日

わたしはだれ

はじめは旅で来た宮古島


旅の私は軽薄だ

いろんな人物をころころ演じてみたり、

その一方で素の自分になりきる。

だって私を知っているひとなんてひとりもいないんだもんね

何を思われたってかまわない。

ずいぶんと野蛮になってみたり

いろんなものにうっとり、手当たり次第 

ところかまわず

恋をする


旅の私はうすらぼんやり

海を、植物を、人を、虫を、眺めては

あっけにとられて

それから ふと我に返る

はじめは旅で来た宮古島


暮らしはじめて、友達もできたし、仕事もしてるけど、

やっぱり、旅のように気楽なのです。

毎日出会うあたらしいひと。

いつまでたっても抜けないここはどこ?の気分。

毎日の宴。


昨日をわすれて今日を生きる。

夏は暑すぎてぼーっとしてすぐ過ぎてしまって、

涼しくなってくるとやっと我に返って

この冬はどんなふうに過ごそうかな?とか、

ちょっとだけ考えたりするのだけど、


この場所で、まだまだ旅はつづくのです。

2011年11月1日火曜日

ここはどこ

(ちかごろはめっきり涼しくなっちゃいましたが、これは夏の暑いときのはなし)


宮古島に暮らしはじめて間もない頃。


居候していた家の四隅には立派な福木の木が生えていて、

暑い夏は過ごしやすい場所といえば、
家の中よりも、 この福木の木の下がいちばん涼しいのでした。

福木は家の塀のすぐ外側にも
心地よい日陰を作っていて、
暑い日の夕方なんかは近所のおじさん達が2〜3人、
三線を片手に集まって、
アイスボックスを椅子がわりに座って酒盛りをはじめたものです。
(このアイスボックスの中には泡盛と氷と、
おじさんの妻が作った、カツオとキュウリを酢味噌で和えたやつなんかが入っている。
彼らは、庭にある蛇口から水をくんで来て、
泡盛を薄ーく水割りにして、エンドレスに飲むのです。)

またある朝は、
(もう太陽はすっかり高く昇っていましたが)
同じ福木の木の下に、今度はそのおじさんの母親(オバア)が座っていた。

上半身裸で。
暑いので下はスカートの裾を手でつまんで、ひらひらさせて風を入れている。

家を出た私と、オバアの目が合った。
・・・・!☆

オバアは、すこし恥ずかしそうにスカートをワンピースのように上までズリ上げて、
「おはよぅ」
と言ったのでした。

オバア、ファンキーだなあ!!

オバアの顔に刻まれた深いしわと、
この島特有の強い日の光。

ここはいったい何処の国?
キューバかしら。
どこでもないよ
middle of nowhere
どこでもない南の島
台湾にほどなく近い
沖縄本島の300㎞南西、南の島