2011年6月29日水曜日

ローゼルの味


昨日作ったローゼルコンフィチュールの瓶詰めである。
ちぎって冷凍したローゼルの実に2種の砂糖をまぶし、
にじみ出た汁で炊いて、瓶詰めした。
夏の強い日差しで発色したアントシアニンの赤と、
持ち前のクエン酸の酸味を最大限にいかした一品だ。
みどり作。
形を残した実からはじける甘酸っぱさが美味!
トースト・パフェ・アイスクリーム・ヨーグルト・シュートケーキにも・・・
沖縄本島でローゼルジャムを買った事があったが、
リンゴやリンゴ酢等も入っていて、ローゼルの味がしなかった。
素材の味をいかす事!
素材の味を楽しむ事!
を大切にしたい。

今日は、一日母の通院で宮古本島に行ったが、
帰ってから、夕暮れ時、琉宮への仕入れのために畑に入った。

ローゼルリーフである。
かみしめると、やがて、おいしい酸味がひろがる。
やはりクエン酸。
ローゼル狩りの時、幼児が、自分から採ってかじっている事もある。

沸騰した薄塩水で10秒湯がいて、冷水につけ、絞って、刻んで、
宮古味噌(丸清が美味)少々と和える。
酢は使わないが、絶妙の酢味噌味だ!
生を刻んでサラダ・つまにもいい。
「ローゼルリーフを使ったアジアン酸っぱいスープ」は、最近テレビでも紹介されたようだ。
乾燥させて、ティーとしても、今年はしっかり使ってみたい。
クエン酸が、暑さ対策にも、母の高血圧対策にもなりそうだ。

素材の味をかみしめる。
この事を大切にしたい。