ヨーロッパの物語で、
アーサー王の甥、
騎士ガウェインという方をご存知でしょうか?
彼はとても強く、礼儀正しく、素晴らしい男性だったそうです。
しかし、お国のため、アーサー王のため、大変醜い妻をもらうことになりました。
醜い妻は実は魔法をかけられていて、
結婚する事ができたら1日の半分だけ、
美しい姿に戻れるということでした。
昼間みんなの前で美しくいるのか、
夜二人きりの時に美しくいるのか、
どちらが良いか?
みなさんならどうします?
ガウェインは「夜」を選びます。
僕も「夜」を選びます。
しかし、これはなぞなぞだったのです。
妻は
「私は昼間綺麗でいたいです」
と答えました。
ガウェインも
「あなたの望むようにしたらいい」
と、答えを返しました。
すると、妻にかかっていた魔法はとけ、
昼も夜も美しくいれるようになりましたとさ。
愛 について、
考えさせられる物語でした。
昔のヨーロッパで、
『女性が自分の意思を持つこと』
が、
大変貴重な事だったのだと伺われます。
僕たちは今、自由な世の中で、
自分の意思を
相手の意思を
尊重し合えているのかな?
なんて考えました
さて、宮古島にも、素敵な言葉があります。
『あんたがわかるさ』
初めて聞いた時、
ずいぶん突き放されたように聞こえましたが、
「あんたのすきなようにしな」
という、信頼と愛に満ちた言葉だと思います。
世の女性がた、
あなたが美しくいたい時に、
美しくいてくださいね。
その美しさに、
いつも力をいただいております。
ありがとうございます