2012年1月13日金曜日

青パパイヤとくるま麩のカレー味ちゃんぷる〜


内地に住んでいたころは、青パパイヤといえば、たまに
タイ料理屋さんでソムタム(青パパイヤの辛〜いサラダ)を食べるくらいでした。
そして、青パパイヤは、まず、庶民的なスーパーや八百屋では手に入らない。
いわば、ちょっと憧れの外国の食材だったんですけどね・・・

宮古島では、(沖縄では)とってもポピュラ〜な野菜。
(沖縄では実が完熟してからフルーツとして食べるフルーツパパイヤと区別して、
「野菜パパイヤ」と呼ぶことも多いです。)
庭にパパイヤが生えている家も多く、買ったとしてもとっても安い。
パパイヤちゃんぷる〜にしたり、昆布や豚肉などと炒め煮にして食べるのが一般的です。

そして、ほとんどの場合、「しりしり」して味付けをする。
「しりしり」は、せん切りのことなんですけど、
すでに「しりしり」した状態のものも、袋に入ってよく店先でみつけます。
こいつはとってもありがたい。
どうしてかと言うと、パパイヤをしりしりするのって、とっても大変。
実がけっこう固いし、手がかゆくなってしまう場合もある。
そんな訳で、この、すでにしりしりしたパパイヤはとっても便利なのです。
(これをそのままピクルス液につけてピクルスにしてもおいしいです。)

さてさて、
青パパイヤと麩のカレー味のちゃんぷる〜をつくりました。
1.くるま麩は、2㎝厚くらいに切り、水に浸してふやかす。
 完全にふやけたら、麩を食べやすい大きさにちぎり、
 水気を絞り、ナンプラーとみりんで和える。
2.フライパンに油(今日はひまわり油)を敷き、
 しょうがのせん切り(多めにね)とにんにくのスライス(多めにね)と
 干しえび(お好み焼きに入れるような)を中火で炒め、続いて1.の麩も加える。
3.しょうがとにんにくのいい香りがしてきて、
 麩においしそうな焦げ目が少し付いたら、カレー粉を加え、ひとまぜする。
4.パパイヤをしりしりしたものを加え、塩を少し加え、
 パパイヤがしんなりしてきたら、火をとめて出来上り。
 (パパイヤにすこし歯ごたえが残っているくらいが私は好みです)

本当はこれに、パクチ〜と砕きピーナッツをトッピングすると完璧だとおもうんだけどな〜。
今日はそれはないけれど、生のインゲンとトマトをプラスして、
どこか東南アジアあたりにありそうな一品が出来ました。
チャンプルーを食べ、インゲンをポリッとかじる。
青パパイヤの歯ごたえがたまりましぇん!
干しえびも効いとります。お弁当のおかずなんかにもよさそう。