2011年4月22日金曜日

島の文化財

今日、宮古島氏文化財審議委員安谷屋昭先生と
市の生涯学習部文化財係3名をお迎えして、案内した。
「伊良部島は天然の博物館。ジオ(地球遺産)パークに指定する構想がある」

まず、牧山竪穴洞窟(アブ)群8箇所にお連れした。

「伊良部島の最古層は130万年前の珊瑚礁の堆積であり
↑ここは50万年前の珊瑚礁の堆積である」と言われた。
8アブは隆起と沈降を繰り返す中、海水と雨水が作り出した琉球石灰岩の造形。
市指定文化財。
投機ごみの現状も調査していただいた。



牧ガーは、700年前、伊良部島に宮古島からの集落が出来た地のウリガー(降り井戸)
周囲に江戸時代の石積み
安谷屋先生の姿
伊良部探検隊で3回かけて、再発見し、伊良部高・中・小学校と探訪してきた。
是非、文化財に指定していただきたい。
一周道路からの道は投機ごみと雑木で塞がれている。


最後にお連れした、大竹中洞窟の奥の鍾乳石
安谷屋先生はここの詳細な調査も以前されていて、
その結果、市の文化財に指定された。

ここでお別れし、悠の家庭訪問に帰る。
担任の仲間先生の言葉
「子ども達に、自分の意見で話しあってほしい。」
いい先生だ。

50分も話して、電話すると、安谷屋先生ご一行は、帰りの船の中。
その後、西海岸公園のコンクリートで塞がれた
「潮吹き岩」の現状を見られたとの事。

「ジオパーク」構想
是非、実現させて、原初の地球の姿に出会える場として保全され、
島全体も守られていったらよい。