2012年1月29日日曜日

学校統廃合説明会

1月29日(日)午前
伊良部小学芸会
写真は
ラストの全校合唱『伊良部トーガニ』(市指定文化財民謡・恋歌)
各学年本番もいい舞台
2年男子『琉神マブヤー』もダンス前
「僕たちは ウチナーを みんなを 守るぞー 琉神マブヤー」
を言い切った!
6年劇『遅すぎないうちに』も
ラストの歌が成立った
これも島を、
地球を守るメッセージ!

1月29日(日)午後
宮古島市教育委員会主催
学校規模適正化基本方針伊良部地区説明会
「平成26年度までに伊良部小・佐良浜小を統廃合」
「平成26年度までを目途に伊良部中・佐良浜中を統廃合」
住民や学校の先生・区長さんから的確な質問意見が続く3時間だった

「平成26年の伊良部大橋開通後の人口の動向を見てから検討すべき」
「下地島空港の利活用・農水産加工業・観光業振興・公営団地建設等により
人口増加策をまず推進すべき」
「伊良部中は平成30年まで80名前後の現在の生徒数を保っており、統合の時期ではない」
「平成26年度までに統廃合ではなく、平成30年度に検討とすべき」

「現在は全員が徒歩通学可能だが、学校が住宅地から離れ、徒歩通学が厳しくなる。
一学年50名とし、幼稚園から中3まで10学年、500名に対して、
どのような計画でスクールバスを運行するのか」
「学校が地域から離れる事に反対している。
伊良部小佐良浜小は創立125年の伝統があり、親子4代にわたり、学び、支えてきた」
「新学習指導要領でも地域・家庭との連携を重視しているではないか」

「伊良部中は今の規模で生徒も落ち着いて学びあい、喧嘩もいじめもない」
「伊良部小も1学年25名程・全校で150名程で最適。学年がまとまっており、異年齢交流も自然に出来ている。学芸会を見ても出番が多い」
「外国でも小規模校で学びや成長が大切にされている例が多い」
「中学校は3学級では教員配置7名で、2教科は専門外の教員が担当。改善すべき課題」

「伊良部と佐良浜では文化の違いがあり統合は無理
→統合して、各々の文化のよい所を学びあうべき。新潟で例がある。
→現在の形でも、伊良部と佐良浜で、切磋琢磨して、スポーツや文化の交流をしたらよい」

「新しい学校はエコ設計というが、今の学校で出来ないのか。
老朽化しており、改修等もきちっとしてほしい」
「学校の規模ばかりでなく、教育の質の向上にも力を入れてほしい」

「地域の声を反映して欲しい。(議会も含め)強行しないで欲しい」
「説明会での意見・質疑応答・議事録を記録し、公開すべき」

教育委員会は強行はしない、でた意見を検討し、再度、説明会を開きたいとした。
熱い住民説明会だった。
市議会議員も何名か参加されており、議会に反映していただきたい。

いづれにしろ
島づくりが課題だ!