
宮古島には、空の気のようなものがある。
それは、あまりにもあたりまえに存在して、
島に住んでいると忘れそうになってしまうくらい、
ふつうに、ある。
空気のように。
それは、東京とも、沖縄本島とも、
私がいままで訪れたどことも、ちょっとちがうんだな。
澄んでいるか、濁っているか?と問われれば、
圧倒的に澄んでいる。
おいしいか、まずいか?と聞かれれば、
圧倒的においしい。
軽いか、重いか、と問われれば、
圧倒的に軽い。
かたい、というよりはやんわりとしていて、
キリリ、というよりは、トロン、てかんじかな。
ぽかん。とからっぽで
私を大きく包み込んでいる、おおきな固まり。
とってもおおらか。
ちいさな、ちいさな、粒でもある。
おおらかだけど、とてっも繊細。
仲宗根スーパーで朝のおしゃべりをするオバアたちの言葉の間に漂い、
時おり吹き抜けるきもちのい〜い風と、肌の上の汗の間に存在し、
ずっしりとした島の豆腐の重みに、
島酒を飲んで調子にのる私の頭の上にぽやんと舞う。
私の宮古島生活は、島の空の気と共にあるよ。
日々の暮らしの、満足のもと。
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今週から、一粒万倍島ブログに参加させていただくことになった、
AYAことブックカフェブレスのアヤコです。
日々の暮らしのこと、絵のこと、ごはんのこと、カフェのこと、書いてみようと思います。
みなさんどうぞよろしく☆