2011年9月28日水曜日

宮古でできること・2


9月22日に、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の、
宮古島で1日だけの特別興行があり、見に行きました。
自主上映の話も出ていたこの作品を、今回、
映画館での上映という素敵な形で見られたこと、とてもうれしく思います。
シネマパニックさん、上映してくださってありがとうございました。

原発に反対、と、言うのは言えるけれど、
じゃあ、これまでの原発に依存してきた分の電気をどうするのか、
電気がない生活に帰れというのか、
という議論ももちろん持ち上がるわけですよね。

この映画に出ていた、スウェーデンの様々な形の
「小規模分散型自然エネルギー発電」というものが、
とっても魅力的に映った私としては、
多くの人がこの映画を、宣伝して、見て、考えて、それをまた人に伝えたり共有したとしたら、
そうやっていくなかで、脱原発・脱石油へとエネルギーシフトできるような何かを、
今すぐじゃなくても、あるとき生み出すことができるんじゃないかと思ったわけです。

スウェーデンに倣う形で宮古島に関して言えば、
海があって波があって波力発電もできそうだし、
バイオマスタウンという言葉も聞いたことがあるから、何かできるんだろうし、
何に使ってるかわかんないけどたくさん風力発電があるし、
何か最近、太陽ソーラー発電の実験所みたいのができているみたいだし、
そういうの、実際の市民の生活に活かせるようにできないものか?とか、

まあ、だから何なの、と言われると、まったく勉強不足で、
具体的には何もわからないし、実現性も考えてない勝手な意見なんですけど、
そういったことを学ぶことを今後の課題にすることも含めて、
たくさんの可能性を、未来への想像力と思いやりを、
色々考えさせてもらえたなあ、

というわけで今回の「宮古島でできること」は、
見ること、考えること、です。

つづく。